理念哲学講義録  天川貴之

真善美聖の「理念哲学」の核心を、様々な哲学的テーマに基づいて、わかりやすく講義したものです。

第10章「時空と絶対無について」第7節(3)       天川貴之

  第7節 絶対秩序の意識としての「無」(3)

 

 地球になぜ、元々無かったところの九次元世界がつくられたのか。

 地球になぜ、元々無かったところの八次元、七次元、六次元世界が創られたのか。

 そして、なぜ元々無かったところの五次元世界が創られたのか。

 またなぜ、元々無かったところの四次元世界を創られたのか。

 そして、元々三次元世界があったのか。

 これを深く洞察してゆかなければ、健全な判断というものはできない。

 限りなく「無」の立場に立ちながら、すべての存在価値を認めるところから、新時代の哲学は出発し、尚かつ同時に、すべてを秩序づけている理法意識を見抜くところから、新時代の哲学は始まっていくのである。

 

 (つづく)

 

 

 

 

  by 天川貴之

(JDR総合研究所・代表)