第10章「時空と絶対無について」第9節(1) 天川貴之
第9節 新時代の叡智的リーダーシップについて(1)
真理を悟ったならば、偽りを捨て真理につき、善いものを悟ったならば、悪いものを捨てて善いものにつき、美なるものを悟ったならば、醜いものを捨てて美につき、そして、神聖なるものを悟ったならば、俗悪なるものを捨てて神聖なるものにつくこと。
そのように、光一元の方向性、本来闇なし、光のみ実在という「かくあるべし」の方向性というものが大切である。
その方向性は、秩序の思想の具体化である。すべてを平等に愛しながら、価値を認めながら、同時に、秩序という光一元の方向性を打ち出してゆくこと。これが、新時代の地球という場を考える時に、大切な観点であり、哲学であろうかと思う。
三次元世界というものは、大切な世界である。三次元世界がなければ、三次元経験、三次元時間、空間はない。三次元でしか起こり得ない現象はあり得ない。
その意味において、三次元即浄土であり、三次元即光明荘厳であり、神の国そのものである。
それがまた、四次元、五次元、六次元、七次元、八次元、九次元、十次元、それ以降の世界すべてに言えることである。
(つづく)
by 天川貴之
(JDR総合研究所・代表)