2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
カントは何を限界としたのか。その基準は人間である。近代的人間である。 近代的人間はどのようなものであったかというと、カント自身がそうであったように、信仰心というものを懐深く持ちながら、尚かつ、合理主義の要請に適うように、学問の領域において、…
そこで、哲学の原点であるところのプラトンの哲学というものを繙いてみた時に、その中には、スウェーデンボルグ的な霊界の現象というものが、数多く述べ伝えられていることに気がつく。 もともと哲学は、その源において、スウェーデンボルグに象徴されている…
第7節 カント哲学の本質とその限界について(2) カントと同時代に、スウェーデンボルグという方がいた。 スウェーデンボルグは、現代でいうところの霊能者としての霊体験を様々に積みながら、一方、前半生、実績を上げた科学者として、その自分自身が経験…