第10章「時空と絶対無について」第7節(1) 天川貴之
第7節 絶対秩序の意識としての「無」(1)
と同時に、宇宙の本源意識というものは、秩序の意識である。
何故に、九次元と八次元が分かれているのか。何故に、八次元と七次元が分かれているのか。何故に、七次元と六次元が分かれているのか。何故に、六次元と五次元が分かれているのか。何故に、五次元と四次元が分かれているのか。何故に、四次元と三次元が分かれているのか。
そして、何故に、相似形で価値の要素を次元ごとに変えながら、それぞれの空間があるのか。それぞれに時間が流れているのか。違った時間が流れているのか。
何故に、表の正統と、裏の異端というものが存在するのか。
それは、宇宙の本源意識の中に「秩序」というものがあるからである。そして、秩序は法である。意志である。
本源なる絶対無の創造主は、すべての個性を生かし育みながら、それに公平なる秩序を与えることをもって、宇宙の進化と調和を司っており、それによって、大調和の世界を示顕せしめんと計画しておられるし、意図されておられる。
(つづく)
by 天川貴之
(JDR総合研究所・代表)